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テレワーク(あらた)

 

テレワーク(あらた)

2020年5月3日
トニコバブログ

こんなことを言うと社長に怒られてしまうんですが、うちの会社でテレワークが可能だとは、私は思っていませんでした。確かにノートPCが一人1台支給されているし、wifiさえあればネットワークに接続できて、仕事が出来るようにはなっている。でもいまだに手書きのタイムカードだし、経費精算は領収書添付で提出だし、契約書や請求書に社判が要るし、といったことで難しいと思ったのです。
でもコロナ感染者を会社から出す怖さはすべてを超え、4月12日から会社はテレワークに踏み切りました。
テレワークのいい点は、何より感染の危険を避けられることですが、そのほかに、まず朝早く起きて混んだ電車に乗って通勤しなくていいことですね。1時間遅く起きていいというのは本当に嬉しい。ゆっくりと朝食をとって、シャワーを浴びてお化粧をして、PCの前に座るだけでいいのですから。持ち物の心配もしなくていいですし。
それから、うちの場合は、煮詰まったら猫と遊んだり、窓の外の相模湾を眺めたりできます。テレワークになってからずいぶん猫と仲良くなった気がします。
あと、お金を使わなくなりました。店が開いていないのでお昼も家で食べますし、通勤して人に会うことがないので洋服も買いません。まだテレビ会議があるので上半身のシャツやジャケットは買うかもしれませんが、靴なんか、買ったって誰が見る? という感じです。
テレワークのいい点はこのくらいでしょうか。一つ一つ、とても大きなことではあるのですが、デメリットもたくさんあり、むしろデメリットが大きい気がします。
まずPCさえあれば仕事になるというものではないと思い知っています。家のプリンターはモノクロで、コピーもスキャンも出来ないタイプなので、ちょっとPDFに取ってとか、カラーのチラシを出してということができません。また、会社の封筒、パンフレット、住所印、宛名ラベル用紙などがありません。これはかなり不便です。せっかく資料請求をされている方に、モノクロのチラシを宛先を手書きして送っているなど、どんな会社なんじゃと思われるかもしれないのですが、テレワークしているからなのです。
それから請求書や契約書が事務所に来ても、気がつかないことがあることです。定期的に行くようにはしているのですが、支払いが遅くなってしまうことがあります。また請求書や契約書を処理するのは電子ファイルというわけにいかないので、切手を貼って郵送します。タイムカードも郵送。経費精算は上司の自宅に送り、上司から社長に郵送。給与明細も郵送。こういうのは、なんとかならないのでしょうか、と思いますけれども、テレワークが短期間ならお金を使ってシステムを導入する必要もないわけですし。
こういう物理的な不便さと同じぐらい大変なのが、運動不足、会話不足、それによるメンタルの不調だと思います。隣に同僚がいれば、他愛もないことでも話せます(「あー、間違えちゃった!」「だいじょぶだよ!」みたいな)。ちょっとだけ、どうしよう? と悩んだことでも、とりあえず同僚に話せます。でもテレワークだと、わざわざチャットを入れるほどでも……と思うので、自分の中で片づけていきます。こういうことが積み重なると、だんだん孤独になってくるのです。まあ、フリーランスの人はみんなそうでしょうから、寂しいなんて甘えだ! と言われるかもしれません。
そこでオンライン飲み会などをしてみるわけですが、まだまだ、慣れませんねというのが正直なところです。私は名前の字面やメールの文面などでなんとなく想像していた人がZoom画面に現れると、たいてい全然、まったく違うイメージなんですが、皆さんどうですか? さらに実際に会ってみると体格も違ったりして。やっぱり対面でしっかり名前と顔と声と体格と、すべてを一致させたいなあと思うのですが。
はからずもコロナの影響で、世の中が今までとは変わってしまうのかもしれません。古臭い印鑑とかタイムカードとかなくなって、効率化が促進されればいいと思います。でも、やっぱり「対面」で、その場が醸し出す雰囲気を感じ取りながらものごとを進めていくほうが、私は理にかなっていると思うし、早く対面ができる世の中に戻ってほしいと思います。