キャリアの転機は突然に
こんにちは!キャリアコンサルタント養成講座講師のアンファンです。
気がついてみれば11月、早くも年末がそこまで来ていますね。
毎年この時期がくると思い出すことがあります。
5年ほど前の11月、文部科学省主催日独青少年指導者セミナーで「青少年育成・支援専門家日本派遣メンバー」としてドイツ視察調査に参加しました。
長年就労支援の現場で働いてきた私にとっては、念願の海外視察でした。
前々からキャリアコンサルティングやカウンセリング、就労支援などに対して、日本の支援や考え方と諸外国には差があることを感じていて、実際に自分の目で確かめたかったのです。いつか行けたら…と思う程度で、現実的ではありませんでしたが、偶然東京で募集のチラシを見つけ、即座に職場に相談し応募しました!そして無事視察メンバーに選んでいただいたのです。
ドイツ滞在15日間では、主に青少年支援をしている施設や機関、行政など20か所以上の視察を行いました。そのなかには職業訓練学校や小学校、相談所、病院、裁判所、保護施設や放課後支援施設などがあり、見学をしたり現地の担当者とのディスカッションも行いました。
5年経ちますが、今でも鮮明に思い出されるほど、ドイツでの様子は忘れることのない光景ばかりです。まさに目から鱗が落ちると言う言葉がぴったりなほど。この経験は、私にとっては大きな大きな財産です。このこともあり、より若者や青少年への支援の必要性や重要性を感じ、私の中でこの道(キャリアの世界)で生きていく、働いていこうという決心ができたんだと思います。
いつどんな形で偶然が降ってくるか分からない、そして様々な転機が訪れる。でもそれをチャンスと捉えて活かすか…そんなキャリアの理論もあります。
講座の中では、こんな話も交えてお話しできたらと思っています。1月講座でお会いできることを楽しみにしています。