私がキャリアコンサルタントになった理由
はじめまして。キャリアコンサルタントのロクと申します。
今日は私がなぜキャリアコンサルタントになろうと思ったのかをお伝えしたいと思います。
私は大学を卒業後SE(システムエンジニア)として約20年間システム開発に携わっていました。
いわゆる技術系と言われる仕事です。(ちなみに、大学は文系でした。)
コンピューターが大好きな人たちは、仕事と関係なく新しい技術に飛びつき、誰に強要されなくても自ら学び、技術力を高めていきます。
残念ながら、私はそれに着いていくことができませんでした。
新しい技術を覚えても頭が良くなった気が全くしなかったのです。
『コンピューターなんて面白くない。人間の方がずっと面白い。』という気持ちをずっと抱えながら働いていました。
最終的には『コンピューターではなく、人と関わる仕事がしたい!』と言ってSEを辞める決断をしました。
SEを退職してからの無職期間は私の暗黒時代でした。
『人と関わる仕事がしたい』と言っても、私に何ができるのか全くわかりませんでした。
自分には何もできないような絶望的な気持ちになりました。
特に何を期待するわけでもなく、就職活動をしなければいけないからハローワークに行っただけなのですが、そこで魔法の言葉を貰いました。
ハロワ:『好きじゃないと思いつつも20年やってきたっていうのはあなたのアピールポイントね。』
私 :『ええっ~!それってアピールになるの?』
何だかとっても救われました。
ハロワ:『あなたはこれだけのことができるのに、どうしてそんなに自信がないの?』
私 :『ええっ~!これだけのことができるのになんて評価してもらえることが私にあるの?』
何だかできることがあるような気がしてきました。
ハロワ:『もう20年働いたじゃなくて、あと20年働ける。』
私 :『あぁ、そうか。20年かけて築いてきたことを、また同じだけ新しい世界で築くことができるかもしれないのか~。』
この魔法の言葉がキッカケとなり、キャリアチェンジをする勇気が湧いてきて『自分らしく新しい人生を生きてみよう!』と思えるようになったのです。
私のように絶望的な気持ちになっている人を支援したいと思ったのが、私がキャリアコンサルタントになろうと思った理由です。