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キャリコン豆知識

キャリアコンサルタント試験に向けてのおすすめ勉強法

2023.02.26

皆さま、こんにちは。TA(ティーチングアシスタント)のあいらんどです。
前回、『キャリアコンサルタント資格試験の難易度は?』というお話をさせていただきました。

国家資格キャリアコンサルタントは、学科試験と実技試験(論述・面接試験)の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することにより「キャリアコンサルタント」と名乗ることができます。

そして、次回は第22回キャリアコンサルタント試験です。2023年3月5日(日)に学科・論述試験が開催され、3月11日(土)から3月21日(火・祝日)の期間で実技(面接)試験が開催されます。

私自身もキャリアコンサルタント試験を受験した当時の緊張感は、今でもよく憶えています。
受験される皆さま、がんばってください!応援しています!

今回は私から「おすすめの勉強法」について、お伝えいたします。

まずは試験の概要を確認!

受験資格や試験の形式や試験範囲を、キャリアコンサルタント試験のホームページからしっかり確認をしておきましょう。試験に向けてだけではなく、私たちがキャリアコンサルタントとして求められていることが理解できます。

https://www.career-shiken.org/about/

2022年度の試験問題・解答においては、2022年4月1日時点で施行されている法令などに基づいています。しかし、キャリアコンサルティングに関するものとして知っておくべき内容については、基準日に関係なく問題が出題される可能性がありますので、こちらもチェックしておきましょう。

学科試験の勉強のポイント

学科試験は、50問の4肢択一のマークシートを解答します。
試験時間は100分間で、100点満点中(2点×50問)の70点以上の得点で合格となります。

  • 過去問題を何度も解きましょう。私の場合は、過去問題1問につき、4つの選択肢の問題文がありますので、4つの問題×50問=200問を1問1答方式で、〇×で解答していました。そしてただ、〇か×で解答するだけではなく、過去問の解説や資料等で正解の根拠も調べて、学科試験当日に臨みました。間違った問題を単語帳に記入し、常に持ち歩いてスキマ時間に復習を行うようにしていました。
  • 問題文をしっかり読み込むトレーニングを行いましょう。「適切なもの」「最も不適切なもの」など問題文から何を解答することが求められているのか、そしてケアレスミスをしないように、問題文の内容を理解して解答しましょう。

論述試験の勉強のポイント

論述試験は、事例記録(逐語録)をしっかりと読み、設問に解答する「記述式解答」です。論述試験は実技試験に含まれています。面接試験を記述しているイメージをされると良いです。試験時間は50分です。

50分間では、解答が書ききれない、とのお声をよく伺います。
時間内に書ききるコツは……とにかく解答することに慣れることが大切だ、と私は考えています。

(参考)

・問題:事例記録(逐語録)の読み込み
 ↓
・解答用紙に記述する解答内容をメモする(問題用紙の空白部分を活用)
 ↓
・解答用紙に記述  
 ↓
・解答内容の見直し、修正

過去問題を解答用紙(過去問題と共に、ダウンロードできます)に手書きで書く練習を行ってください。50分間を計測して、解くようにされると良いです。

面接試験の勉強のポイント

面接試験は、実際のキャリアコンサルティング場面を想定して、15分間のロールプレイと5分間の試験官からの口頭試問が行われます。

ロールプレイは相談者役の方とペアになって練習していました。他にも口頭試問をしてくださる、オブザーバー役やタイプキーパーを担当してくださる方とも練習ができれば、さらに良いです。練習相手がいない時は、相談者の方の年代、職業、役職などの設定を行い、1人で15分間ロールプレイを行う時もありました。

勉強会や試験対策講座を活用して、ロールプレイを何度も練習して行うことをお勧めします。また、可能であれば、試験に合格された方々に練習に付き合ってもらえると良いです。

私の場合はロールプレイ練習をした際に、相手の方に了承をいただいて、録音をさせてもらっていました。その録音内容を聞き返したり、逐語録を作成すると、自身の面談時の言葉遣いのクセなどがよく分かります。

そして、面接試験当日の相談者の方は男性なのか、女性なのか、そしてよく話して下さる方なのか、静かな方なのか…どんなタイプなのかが分からないので、難しいタイプの相談者役をお願いして、演じてもらっていました。

論述試験・面接試験は、2つ合わせて「実技試験」となります。合格するには、150点満点で90点以上の得点が必要です。

※論述試験は配点の40%以上の得点、かつ面接試験は、評価区分「態度」「展開」「自己評価」ごとに満点の40%以上の得点が必要となります。

最後に

今回のブログ記事がこれから受験される皆さま、今後、受験を検討されている皆さまの参考になりましたら、嬉しいです。試験当日まで緊張や焦り、そして不安な気持ちになりやすいですが、受験される方々が全員合格されることを目指して、試験にむけて最善の準備を行っていきましょう。

繰り返しになりますが、皆さまを応援しています!体調管理も行いつつ、がんばってください!

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