放課後等デイサービスで中高生の相談を受けるうちに、より良いキャリア支援を行いたいと思いキャリコンを目指しました
キャリアドライブのキャリアコンサルタント養成講座修了生のインタビューをご紹介します。
佐藤 美澄 様
大学卒業後、人と関わる仕事を経験するなかでの悩みや思いから、カウンセリングや心理学を学び、放課後等デイサービスに就職。
現在は、障害をもつ人の就労選択の相談に乗れる施設を作ることを目指している。
これまでのキャリアを教えてください。
大学の教育学部を卒業し、人と関わる仕事に携わってきました。教職を経験する中で上手くいかないこともあり、悩んだこともありました。それから、自分と同じように人生の途中で悩む人の力になりたいと思うようになってきました。
カウンセリングを学んだ後、心理学を学びながら個別支援を行っている放課後等デイサービスに就職しました。放課後等デイサービスとは、障害を抱えた児童・生徒が自立していくお手伝いをする施設です。私の勤めた事業所は中高生も多く、学校卒業後の生活を不安に思う声もたくさん聴きました。そこで、学校を卒業した後に就職や社会適応を支援することにも興味をもつようになりました。
現在は、障害をもつ人の就労選択の相談に乗れる施設を作ることを目指しています。
キャリコンを目指したきっかけは?
放課後等デイサービスで中高生の支援をする中で、将来についての相談に乗ることが多くありました。しかし自分にキャリアについての知識がなく、どう支援したらいいか悩みました。そこでキャリア支援について興味をもち、「もっと知識をつけて支援をしたい」「キャリア支援に携わっていきたい」と思うようになり、キャリアコンサルタントを目指しました。
キャリアドライブで受講されてみていかがでしたか?
キャリアについての知識を学ぶことができたのはもちろんですが、講師の先生をはじめ、TAの先生方、受講生の方々とたくさん交流できたことが自分にとって大きな価値になっています。異なる人生を送られてきた方々と交流することで、自分の世界も広がりました。
受講して良かったこと、また今後の抱負についてお聞かせください。
たくさんの出会いがあったこと、講義だけだなくワークやロールプレイを通して貴重な体験ができたことが良かったです。自分と他者との考え方や価値観の違いに注目することができるようになり、きちんと傾聴することの大切さや難しさを感じることができました。
そして今までの自分の支援の在り方がどうだったのか、振り返ることもできました。養成講座を受けて感じた気持ちを忘れずに、キャリア支援に携わることを目指していきたいです。まずは自分の目標に向けて一歩踏む出せるように、学び続けたいと思います。