Career‐Way 活動実施レポート
皆さん、こんにちは。キャリア支援事業部のケーマンです。
今回はキャリコンサークル「Career-Way」の活動についてご紹介させて頂きます。
現在、Career-Wayでは毎月1回勉強会をしております。
勉強会はサークル内で毎月担当者を決め、その担当者が勉強会のテーマから内容まで企画し実施しています。
4月勉強会はケース検討を実施致しました。内容をご紹介させて頂きます。
【ケース内容】
①ケース:中年世代の支援
②性別:男性
③来談目的
40代を迎えるにあたり、現在務めている会社で今後も働くことに対して、迷いを感じている。
家族からは転職を進められていて、決断に困っている。
【ワーク内容】
形式:グループワーク
テーマ:2回目の面談の進め方についてグループで考え、ワークシートを完成させる。
グループワーク:2回目の面談の進め方についてグループで考え、ワークシートを完成させる。
制限時間:30分
今回は1回目の面談を踏まえてどの様に準備をして、2回目を進めていくかを考えるワークでした。メンバーの大半がキャリアコンサルタントの資格取得をして1年未満と、実践経験が少ない方が多かった事もあり、非常に話し合いが盛り上がる内容でした。
グループワークの話し合いの中で、印象に残ったことをお伝えさせて頂きます。
印象に残ったことはキャリアコンサルタントはクライアントの自己決定の支援をすること。
すごく当たり前で基本的なことですが、キャリアコンサルタントはクライアントの悩みを一生懸命聞くだけが役割ではありません。
今回のケースを含め、面談される方は何か悩みを持って面談に来られることが多いです。
この悩みを解決するにはクライアント本人が自己決定することが重要であり、
自己決定を支援することがキャリアコンサルタントの役割です。
クライアントの悩みを聞いて現状を棚卸しすること、将来についての考えを整理することは非常に大切なことですが、
一番大事なのは整理したことを踏まえて、今後の行動を自己決定し前に進んでいくことです。
私のグループでは2回目面談のゴールを「現職場と転職をした場合の将来を比較するための棚卸しを行い、次回までにどちらのキャリアを歩んでいくのか決めてもらう」としました。
知識も経験も未熟であるため、このゴール設定が正解だとは思っておりませんが、キャリアコンサルタントとしての役割については改めて理解することができた勉強会だと思います。
今後もCareer-Wayメンバーと定期的に勉強会を開催し、キャリアコンサルタントの学びを深めてまいります。