TAを通じて、キャリアコンサルタント志す「仲間」を増やしたい。そんな社会貢献をしていきたい。
キャリアドライブのキャリアコンサルタント養成講座では、実践力養成のために「少人数制、手厚いサポート」を大事にしており、「TA(ティーチングアシスタント)制度」を導入しています。TA制度とは、講座を進める主幹講師以外にTAと呼ばれるサポートスタッフがおり、ロールプレイングやグループワークでのフィードバックを行う仕組みです。3〜4人のグループに1人のTAがつき、丁寧かつ的確な指導を行っています。TAは、キャリアコンサルタント有資格者かつ、人材業界での経験豊富な人材が務めています。現在6名在籍するTAを代表し、今回は西山さんにお話しを伺いました!
目次
- メーカーの開発職から、キャリア支援の仕事へ
- 自分も通ってきた道。これから学ぶ人の役に立ちたい
- 受講生一人一人の個性や想いに寄り添う
- TAを通じて、キャリアコンサルタント目指す人を増やしたい。そんな社会貢献をしていきたい。
- 受講を検討される方に、メッセージをお願いします。
- 西山さんプロフィール
メーカーの開発職から、キャリア支援の仕事へ
― 西山さんはメーカーから人材業に転職されたのですね。
メーカーの開発職、販売推進、営業などで部長職などマネージメントも経験、60歳手前で退職し、人材紹介エージェントにキャリアアドバイザーとして勤務して8年になります。色んな方のキャリアに寄り添ってサポートしていくのがまた新たな世界だなと日々感じています。この仕事を始めてからキャリアコンサルタント資格もとりました。
― 資格を取得してどのような変化がありましたか?
それまでは求人ありきのマッチングに重きを置いていたところから、相手の希望・特性に寄り添うサポートに喜びを見出すようになりました。相談者様に、自分自身について考えて頂く時間をとることも多くなりましたね。キャリアコンサルティングでは「傾聴・受容・自己一致」を大事にしていて、聞くことで相手を理解して気づきを与えてあげたいなと思っています。
自分も通ってきた道。これから学ぶ人の役に立ちたい
― TAになろうと思った経緯を教えてください。
人材紹介エージェントで働く中で、キャリアコンサルタントとしての幅を広げたいと思っていました。以前に自分が通っていた養成講座のアシスタントの先生を見て、自分自身も育ち、学びになるだろうと感じていたので、TA経験を通して学びたいと思って、求人に応募しました。あとは、自分も通ってきた道なので、これから学ぶ方たちの学びに何か刺激になったり、お役に立てたら嬉しいなという気持ちもありました。
― 講師や事務局メンバーの印象は?
それぞれの方がとっても親しみを持てますね。勝亦講師はキャリアコンサルタントとしても、講義の登壇経験も経験豊富ですし、人との接し方、話の進め方も素晴らしくて惚れ惚れしながら聞いています。
― 受講生アンケートでも、勝亦先生の話し方を真似したいです、というお声が多いんです。
とてもフランクで親しみを持てる話の進め方なんですよね。詰め込んでいる感じが全くしないというか。内容はてんこ盛りなんですけどね(笑)
受講生一人一人の個性や想いに寄り添う
― ロープレのアドバイスでどのようなことを意識していますか?
それぞれ、生まれも経験も個性も違うので、個性をつぶして画一的にやるのではなくて、個性や特性を感じ取りながらその方にあったコンサルティングが身に付くよう声掛けしています。この場合の個性とは話す速度や表情、展開方法や質問の仕方などですね。
ただ、自分が一方的に指示するものでもないと思っているので、「この点が気になりました」と伝えるようにしています。自分で考えて頂き習得する方が身に付くと思っているので。何回もやっていると自分で気づくタイミングがあるので、そこに上手く繋げられれば、と思いながら対応していますね。
― どんな気持ちでTAを務めていますか?
人材業界に10年近く身を置いて、資格も取得しているという点では今学んでいる方より先に経験を積んだ先輩だという気持ちもありますが、キャリアに関する規則や法律など、新しい情報やスキルは常に磨いていかねばと思っているんです。そんな中で、受講生は一緒に学んでいるという一面があり、ロープレでは受講生のやり方を「いいな」と学ばせてもらうことも多々あります。そして何より、皆の喜びを一緒に味わわせてもらっているという点がとても楽しくありがたく感じています。
― 西山さんの謙虚さや吸収する意欲が出ていらっしゃいますね。
受講生の皆さん想いをもっているんですよね。こういうことをやりたいんだ!とか。その想いが伝わってくると、こちらも頑張らないと、しっかりサポートしてあげないと、という気持ちが生まれるんです。
TAを通じて、キャリアコンサルタント目指す人を増やしたい。そんな社会貢献をしていきたい。
― TAを経験したことで、ご自身の変化はありましたか?
そうですね。サポートしながら自身も学んでいるので、よりキャリアコンサルティングを理解できているのではと思っています。特に、受講生の仕事や考え方のお話しを聞くと、生で実践されている方々のお話しなので仕事の内容や進め方が今まで以上にわかるようになりました。これってどうやってキャリアコンサルティングと結びつくんだろうとか考えながら理解を広げていったり。今までも学んではいたけれど自分が体験していないと見えない部分もありますよね。
すると、人材紹介の仕事でも、相談者様がこの仕事に合うかどうかを判断するうえで貴重な情報になっています。あなただったらこういうこともできるんじゃないですか、とサポートの幅が広がっている実感があります。
― キャリアに関わる仕事を楽しんでらっしゃることが伝わります。メーカー時代からこの分野には関心があったのですか。
実はもともとは人と接するのがあんまり得意じゃなかったんです。それでメーカーの設計開発に入って。ここなら人と接しなくていいだろうと思って(笑)。けれどもそんなことはない。人との調整や色んな関わりを持たないと仕事が進まないので必要にかられて人と接しながら最後は営業まで経験しました。キャリアコンサルタントとは繋がらない仕事ではあったんですね。ただ、転職しようと人材紹介エージェントに登録したら、担当してくれたコンサルタントさんが「西山さん、この仕事向いてるじゃないですか」と勧められたのがきっかけなんです。
ー 人と接するのが得意でないなんて、今の西山さんから想像できません(驚)!にこにこと物腰柔らかく、お話ししやすい印象なので。そんな西山さんの今後の展望を教えてください。
色んな方と接していきたいです。そして、TAを通じてキャリアコンサルタントを目指す人を増やしていきたいです。自身のキャリアも考えるし周りの人のキャリアも考えられる、そのような人が増えるといいですね。そうやって社会に少しでも貢献が続けられればと思っています。
受講を検討される方に、メッセージをお願いします。
人が生活するうえで、キャリアとは誰もが見つめ考えていく必要がある重要なもので、ご自身の人生をより充実させる道を選ぶための方法の1つだと思っています。学ぶことは多いですが、人との接し方や人の考え方を学ぶと、受講前と受講後で自分自身に広がりが出て変化してくるのを実感できると思います。ぜひ楽しみながら実践いただければと思います。私自身がそうでしたが、回を追うごとに次は何を学ぶんだろうとわくわく感が感じられます。13日間という期間、仲間とわくわくしたひと時を過ごして頂ければと思います。
西山さんプロフィール
西山徹さん(66歳)
メーカーを退職後、現在は都内の人材紹介エージェントに勤務。約40年間のメーカー勤務経験を活かし、企業の外部顧問(技術・営業)も行う。
キャリアドライブTA歴:2年目
キャリアコンサルタント資格取得:2019年
神奈川県秦野在住