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コラム

AI時代にキャリアコンサルタントは必要? 人にしかできない支援とは

2026.06.02

こんにちは。キャリアコンサルタント養成講座 事務局です。最近、こんなご質問をいただくことが増えてきました。

「AIがある時代に、キャリアコンサルタントにしかできないことって、何ですか?

そのたびに、私自身も改めて考えさせられる、大切なテーマだと感じています。

たしかに今は、AIに相談すれば、転職市場の情報収集や職種ごとの比較はもちろん、自分のこれまでの経験や価値観を整理したり、「自分はどんな働き方をしたいのか」という方向性を言語化したりすることまで、ある程度答えを得られる時代になりました。使い方次第では、一人で抱えていた漠然とした悩みを、整理するきっかけにもなります。

それでも、キャリア支援の現場では、情報も選択肢も整理されているのに、どうしても前に進めないという方に出会うことが少なくありません。

頭では分かっていても、気持ちが追いつかないとき

キャリアの転機に立つ方の多くがこんな状態を経験します。

「本当はどうしたいのか、自分でも言葉にできない」
頭では理解しているのに、気持ちが追いつかない
果たすべき責任を優先するうちに、自分の本音が後回しになっている」

こうした状態のとき、AIの回答に「なるほど」と納得できても、気持ちが追いつかず、なかなか前に進めないことがあります。当講座の中で講師の先生がよくおっしゃるのは、

キャリアコンサルタントとは、
答えやアドバイスを与えるだけの存在ではない。
対話を通して、その方自身も気づいていない思いや葛藤を
少しずつ整理し、その人らしい選択を
自分自身で見つけていけるよう支援すること。

ということです。実際、相談に来られた当初の悩みと、対話を重ねる中で見えてくる、
「本当に大切にしたいこと」が、まったく異なる
ことは少なくないといいます。

表面に出てくる言葉の裏に、本人もまだ気づいていない思いが隠れていることがある。それは、情報を集めたり選択肢を並べたりするだけでは見えてきません。じっくりと対話を重ねる中で、少しずつ気づいたり、言葉になっていくものです。だからこそ私たちは、すぐに結論を急ぐのではなく、

• 今、何に迷っているのか
• 自分は、どうしたいと感じているのか

を一緒に考え、言葉にしていく時間を何より大切にしています。

AIには代えられないもの

AIは、情報提供や整理、選択肢の比較において、本当に優れたツールです。しかしキャリアの悩みには、ロジックだけでは整理しきれない迷いや葛藤が伴います。

• 言葉にならない感情を、そのまま受け止めること
• 心が追いつくのを、沈黙と共に待つこと
• 答えの出ない「迷いそのもの」に寄り添うこと
• 「まだ答えが出なくても大丈夫」という安心感を届けること

これらは、マニュアルでも、システムでも、再現できません。キャリアコンサルタントは、正しい答えを指示する存在ではなく、

相談者が自分自身の気持ちや価値観に気づき、
「自分はどうしていきたいのか」を
自分で見つけていけるよう伴走する存在

です。安易に答えを出さないからこそ、そこには、技術と相手への深い敬意が必要になります。

答えを急ぎやすい時代だからこそ、誰かにじっくり話を聴いてもらう時間の価値は、これからますます重要になっていくのではないでしょうか。

読んでくださっている皆さまへ

キャリアドライブの養成講習では、キャリアコンサルタントの知識・スキルはもちろん、「相手の人生に丁寧に寄り添えるキャリアコンサルタント」を育むことを大切にしています。

講師・スタッフ一同、受講生の皆さまと共に学び共に考える

そんな場を目指しています。はじめて学ぶ方も、すでにキャリア支援に関わっている方も、アットホームな雰囲気の中で、安心して一歩ずつ学びを深めていただける講座です。

「人が関わるキャリア支援について学んでみたい」
「自分も、誰かの安心できる伴走者になりたい」

そう少しでも思われた方は、まずはぜひ一度無料の説明会・相談会へお越しください。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

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